パワースポット、エネルギースポット、気場とは風水、気功やスピリチュアリティに基づいて[1]オカルト的なエネルギーが集中しているとされる場所のことである。パワースポットの「効能」や「根拠」には科学的根拠は全くなく[1]、擬似科学の類とみなされている。
パワースポットという言葉は和製英語であり、これに対応する英単語は存在しない。
パワースポットに滞在すれば、そのエネルギーを吸収することができると主張される。
具体的な効能については、スピリチュアリティにおけるヒーリングの効果とおおむね一致するが
などがしばしば標榜される。また、前掲テレビ番組では「不治の糖尿病が治った」などと代替医療のごとき効果が主張されている。
船井幸雄は「イヤシロチ」にいると筋肉が柔らかくなるので、前屈をしてみればイヤシロチかどうかが分かると主張しているが[19]、この説はそのままパワースポットに取り入れられている
在「パワースポット」として宣伝されている場所について便宜上の分類を行うならば、神社仏閣などの「宗教系」、景勝地などの「自然系」、遺跡や特別な由緒の残る場所の「遺跡系」、原子力発電所のような人工的な施設である「人工系」に分類できる。中には戸隠神社や榛名神社や今戸神社の様に、パワースポットとして紹介されることで知名度が大幅に高まった場所もある。